ieefar
イーファー
OEM依存からの脱却とブランド構築を同時に実現し商品企画から販促までを包括的にサポート
OEM中心のニット工場から、初の自社ブランド「ieefar」を立ち上げ。コンセプト設計から商品企画、販促プランまで一貫して支援し、伊勢丹やエストネーションなどでの展開を実現。
- Client
- エフアイニット株式会社
- Role
-
- website
- concept design
- photo
- logo
- product planning
- ad
- Release Date
- 2023.09.01
- Links
- Official Site Instagram
Challenge
抱えていた課題
エフアイニット株式会社は、長年OEMを中心に事業を展開してきた縫製工場でしたが、
新たな時代の流れに合わせて、自社ブランドの立ち上げによるBtoC展開を模索していました。
同業他社が次々と自社ブランドを立ち上げる中、「製造だけでなく、自社発信でブランドを育てたい」という強い想いが生まれたものの、ブランディングや販促のノウハウがなく、どのように進めるべきか分からない状態にありました。
目指したこと
単に「製品をつくる」だけではなく、ブランドとしての哲学や世界観を確立することを目標に設定しました。
具体的には、自社の技術を活かしながらも、“誰が身につけても美しく見えるニットブランド”として確かな存在感を築くことを目指しました。デザインや品質の高さに加え、ブランドを通してものづくりの魅力を伝えることで、BtoC市場での新しい顧客接点を創出することをゴールに据えています。
Outcome
プロジェクトの成果
初年度から渋谷PARCO/エストネーションでポップアップを開催し、SNSでも多くの反響を獲得。著名なインフルエンサーの来場やメディア掲載も相次ぎ、ブランドの認知が一気に拡大しました。翌年には伊勢丹での展開が決定し、3年目にはH BEAUTY & YOUTHでの取り扱いも実現。現在もマフラーブランドとして継続的に販売されており、着実にファンを増やしながら“冬の定番”としての存在感を高めています。
また、チーム全体で那須高原に赴き撮影を行うなど、ブランドの世界観づくりにも徹底的にこだわりました。製造技術とクリエイティブの両面から妥協なく作り込んだことで、単なるプロダクトを超えた“文化としてのブランド”を体現する成果につながりました。
Credit
- Project Manager
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- 西野 集
- Creative Director
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- 田中 遥
- 古明地 拓郎
- 田中 恵実